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トゥヘル、チェルシー現スカッドに満足感「明日補強禁止処分を受けても幸せだろうね」

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チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督

 チェルシートーマス・トゥヘル監督が夏の移籍市場について語っている。

 1月の就任後、公式戦14試合無敗(10勝4分)に12回のクリーンシート達成と、見事な手腕を発揮するトゥヘル監督。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ではベスト8に、FAカップでは準決勝に進出しており、就任半年でタイトルが狙える場所までチームを導いている。

そんな中で来季はプレミアリーグ優勝争いを期待する声が上がっており、チェルシーの今夏の移籍市場の動きには注目も集まっている。これまで獲得候補として、FWアーリング・ハーランドやFWセルヒオ・アグエロ、その他ディフェンスラインの複数選手の名前が複数メディアで伝えられている。

 しかし、トゥヘル監督は「正直なところ、もし明日補強禁止処分を受けたとしても、来季もハッピーだろうね」と現在のチームに満足していることを強調した。

「このチームを次のリミットやレベルに押し上げることができる。もちろん、改善するためのアイデアもある。本当に、本当に難しいことだ。まず第一に、強い絆で結ばれた強力なグループがある。それはつまり、特別な選手が必要だということになる」

「これが最も重要なことで、ドレッシングルームには特別な選手が揃っているからこそ、それを台無しにしたり、悪い影響を与えるような人間は許されない。パズルのようにピースを入れ替えるようなものではないんだ。全ての移籍市場は複雑なんだ」

「もちろんこのメンバーに加えて、もう少し競争力を高めたり選択肢を増やすためのアイデア、プロフィールはある。だからとても落ち着いているよ。世界的なパンデミックの中で、クラブとして適応し、忍耐強くあることが必要だ。状況ははっきりとしていないので、私にとっては我慢が一番だね」

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