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1人多いマンCがまさかの敗戦…数的優位生かせず、後半ATにリーズに決勝点献上

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4試合ぶりの黒星を喫したマンチェスター・シティ

[4.10 プレミアリーグ第31節 マンチェスター・C 1-2 リーズ]

 プレミアリーグは10日、第31節を行い、マンチェスター・シティリーズをホームに迎えた。前半42分に先制点を献上したマンチェスター・Cは、同アディショナルタイムに数的優位に。後半31分にFWフェラン・トーレスの得点で同点に追い付いたものの、同アディショナルタイムにリーズに決勝ゴールを奪われて1-2で敗れた。

 リーグ戦3連勝中で首位を快走するマンチェスター・Cは、序盤からボールを保持して試合を進める。前半21分にはCKの流れからゴールに迫るも、F・トレースのシュートは相手選手にブロックされ、こぼれ球を拾ったFWガブリエル・ジェズスのシュートも体を張った相手に阻まれた。

 その後もマンチェスター・Cが主導権を握って試合を進めるが、前半42分にリーズが一瞬の隙を突いて先制に成功。ロングボールを左サイドで受けたFWエルデール・コスタからFWパトリック・バンフォードにつなぐと、走り込んだMFスチュアート・ダラスが右足のシュートでゴールを陥れ、スコアを1-0とした。

 しかし、前半アディショナルタイム、ジェズスへファウルを犯したDFリアム・クーパーが一発退場となり、先制したリーズが数的不利に陥ってしまう。

 後半に入ると数的優位に立つマンチェスター・Cが押し込む時間帯が続き、同8分にはMFオレクサンドル・ジンチェンコがPA外から強烈な左足のシュートを放つが、GKイーラン・メシレの好セーブに遭いネットを揺らすには至らず。同13分には、MFイルカイ・ギュンドアンを投入して状況を打開しようと試みる。

 その後も、時にはフィールドプレーヤー全員がPA内に入って体を張った守備を見せるリーズを攻略するのに苦戦したマンチェスター・Cだが、後半31分についにゴールをこじ開ける。MFフェルナンジーニョの縦パスをPA内で受けたMFベルナルド・シウバが落とすと、反応したF・トーレスが蹴り込んでネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 しかし、勝ち越しゴールを奪えずに時計の針が90分を回ると、思わぬ展開が待っていた。後半アディショナルタイム、スルーパスから抜け出したダラスがGKエデルソンの股を抜くシュートを沈め、1人少ないリーズが2-1の勝利を収めた。

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