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衝撃の逮捕から1か月…森本貴幸が招集メンバー入り! 待望のパラグアイデビューか

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クラブ公式インスタグラムより

 スポルティボ・ルケーニョ(パラグアイ1部)は16日、アウェーで17日に行われる第12節クラブ・ナシオナル戦に向けた招集メンバーを発表し、元日本代表FW森本貴幸が名を連ねた。出場すれば新天地デビュー。公式戦は福岡時代の昨年8月以来、約8か月ぶりとなる。

 現在32歳の森本は、昨年9月に福岡との契約を双方合意の上で解除し、10月にAEPコザニ(ギリシャ3部)へ加入した。しかし、コロナ禍でリーグ戦が開催されないことを受け、出場がないまま今年1月に退団。2月にパラグアイのスポルティボ・ルケーニョに移籍したが、3月16日にひき逃げと飲酒運転の疑いで逮捕されたことがパラグアイ『ラ・ナシオン』など複数メディアに報じられた。

 この不祥事でデビューすることなく退団する可能性も指摘されたが、クラブは事故から数日後に公式インスタグラム(@spluquenoficial)で練習復帰した森本の写真を掲載。現地メディアは、保釈金を支払って釈放された森本が衝突したバイクの運転手に新しいバイクの購入費、医療費、損害賠償金などを支払うことを伝えていた。

 紆余曲折を経て、ついにパラグアイデビューを果たすことになるのだろうか。パラグアイ『オイ』によると、スポルティボ・ルケーニョのルイス・フェルナンド・エスコバル監督は、今節に向けた前日会見で「(森本は)待ち望んでいる。明日(デビューが)実現するか見てみよう」と話し、「彼はスペースを使う非常に賢いストライカーだね。(元アルゼンチン代表FWのマウロ・)ボセーリに似ていて、決定的な存在だ」と期待を込めた。

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