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首位アトレティコが最下位エイバルに衝撃の大勝…乾は途中出場、武藤はベンチ外

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アトレティコが本拠地でエイバルに快勝

[4.18 ラ・リーガ第33節 A・マドリー5-0エイバル]

 ラ・リーガ第33節が18日に各地で開催された。MF乾貴士とFW武藤嘉紀の所属する20位エイバルは、1位アトレティコ・マドリーのホームに乗り込み、0-5で大敗。3連敗で14試合未勝利(4分10敗)となり、最下位からの脱出は果たせなかった。2試合ぶりのベンチスタートとなった乾は後半18分に途中出場。武藤は5試合連続でメンバー外だった。

 首位アトレティコは前節終了時点で2位レアル・マドリーと勝ち点1差で、3位バルセロナとは勝ち点2差。熾烈な優勝争いを繰り広げる中、前半42分に均衡を破った。右CKからキッカーのDFキーラン・トリッピアーが右足でクロスを送り、ニアのMFエクトル・エレーラが頭で流すと、ファーでFWアンヘル・コレアが反応。右足で押し込み、先制ゴールを挙げた。

 前半44分には、左サイドへの大きな展開からMFヤニック・フェレイラ・カラスコがニアゾーンを突き、マイナスに折り返す。中央で受けたコレアが反転から右足でゴール右に蹴り込み、2-0とした。

 さらに後半4分、自陣からのロングボールにカラスコが走り込み、相手の浅いラインの背後を取る。飛び出したGKマルコ・ドミトロビッチや追走したDFウナイ・ドゥフルを冷静にかわし、右足で無人のゴールに決めた。

 後半9分にはPA内左のコレアからの折り返しがファーに流れ、フリーで反応したMFマルコス・ジョレンテが右足でダイレクトシュート。ゴール左に決まり、リードを4点に広げた。

 エイバルは後半18分に2枚替えを行い、乾とDFパウロ・オリベイラを投入する。だが、アトレティコの勢いは止まらない。同23分、PA内左のカラスコがマイナスにパスを出し、中央のジョレンテがトラップから左足を強振。ゴール右に突き刺し、チーム5点目を奪取した。

 そのまま逃げ切ったアトレティコは3試合ぶりの白星を獲得。3ポイントを積み上げ、首位の座をキープした。一方、エイバルは今季最多の5失点。14戦未勝利で最下位のままとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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