beacon

ヘタフェ久保建英、所属元相手に出番なし…レアルは首位遠のくドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.18 ラ・リーガ第33節 ヘタフェ0-0R・マドリー]

 ラ・リーガ第33節が18日に行われ、2位レアル・マドリーが15位ヘタフェと対戦し、0-0で引き分けた。ヘタフェのMF久保建英は期限付き移籍元との対戦でベンチ入りしたが、出場はなかった。

 首位奪還を目指すR・マドリーは、主将のDFセルヒオ・ラモス、DFラファエル・バラン、DFナチョ・フェルナンデス、MFカゼミーロらを負傷や出場停止、新型コロナ感染で欠いた。一方、降格圏と4ポイント差のヘタフェは、所属元との今季3回目の対戦となった久保建英がベンチスタート。優勝、残留に向けて両クラブ負けられない一戦は、試合開始から拮抗した展開となった。

 前半7分、右からのフリーキックにヘタフェDFマティアス・オリベラが飛び込む。しかし、トラップが大きくなったところをGKティボー・クルトワに掻き出され、シュートへと持って行けなかった。

 直後の前半8分には、R・マドリーのFWマリアーノ・ディアスが裏の抜け出しからGKとの一対一を制し、ネットを揺らすも、オフサイドの判定となりノーゴール。同10分のヘタフェMFマウロ・アランバリの鋭いシュートは、ゴール左に外れた。

 前半23分にはヘタフェFWハイメ・マタがクロスボールを頭で逸らしたシュートがポストを叩く。同28分にはR・マドリーDFマルセロのクロスにマリアーノ・ディアスが合わせるも、ゴールライン手前でヘタフェDFダビド・ティモールがクリアし、難を逃れた。両クラブ譲らない試合展開は、スコアレスで前半を折り返した。

 後半最初のチャンスはヘタフェ。14分にMFエネス・ウナルが右足を豪快に振り抜く。しかし、このシュートはクルトワが左手一本で弾き出した。

 お互いに1点が遠い試合展開が続く中、後半20分に両指揮官が動いた。R・マドリーは、マリアーノ・ディアスとFWロドリゴ・ゴエスに替えて、FWカリム・ベンゼマとMFアントニオ・ブランコを投入。ヘタフェはハイメ・マタを下げてFWアンヘル・ロドリゲスをピッチへ送り込んだ。

 するとヘタフェは後半25分、MFカルレス・アレニャから縦パスを受けたアンヘル・ロドリゲスがトラップから腰を捻りシュート。しかし、ボールは枠をとらえることができない。後半34分にMFネマニャ・マクシモビッチがPA手前からシュートを放つが、ディフレクションで難しくなったボールをクルトワが好セーブ。ゴールを割らせなかった。

 その後もチャンスを作ったヘタフェだが、1点は遠いまま。R・マドリーもゴールを決めることができず、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。今節は首位のA・マドリーが勝利したため、勝ち点差は3に開いた。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP