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書類送検された元韓国代表キ・ソンヨン「金を求めているなら中国に行った…」

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元韓国代表MFキ・ソンヨン

 FCソウルに所属する元韓国代表MFキ・ソンヨンが父親とともに不動産の投機疑惑で立件され、警察の捜査を受けていることについて謝罪した。『朝鮮日報』など韓国メディアが一斉に報じている。

 報道によると、キ・ソンヨンと父親は農地法違反などの容疑で書類送検され、警察が捜査している。農地を購入した2016年当時、キ・ソンヨンはプレミアリーグのスウォンジー・シティに在籍していた。親子が購入した土地が不法転用され、無断に形質変更が行われたことも警察が確認。さらに、当時、農業経営計画書を虚偽に作成した疑惑についても捜査を進めているという。

キ・ソンヨンは自身のインスタグラムを更新し、謝罪文を掲載。農地法違反の疑いを受ける土地を購入した経緯について、「2016年度に父から『未来のサッカー選手を育成するサッカーセンターをやってみよう』と提案されたとき、良いことだと思って同意し、韓国にいる父にすべてを任せた」と説明。

「当時私は海外で、また代表チームで厳しく困難な時間を過ごしていた。これまでもそうだったように、父がうまく進めてくれるだろうと思っていた」とし、「土地を購入することが問題になると思ってもいなかったし、農地があったかどうか、農地が問題なのかどうかも分からなかった」と述べている。

「すべては私の不手際で、無知から始まった過ち」と謝罪したうえで、「私が金を追い求めて生きていたとしたら、その年に中国リーグから巨額のオファーをもらったときに心が揺れ、断らなかったはずだ」と主張。「二度とこのようなことが起きないようにする。捜査には誠意をもって臨み、処罰も甘んじて受け入れる」とした。

 キ・ソンヨンは2006年のプロ入りからFCソウル、セルティック、スウォンジー、サンダーランド、ニューカッスル、マジョルカでプレー。昨年7月に古巣FCソウルに復帰していた。韓国代表としては国際Aマッチ通算110試合で10得点を記録。2010年、2014年、2018年と3大会連続でW杯に出場した。

 今年2月には小学生時代にサッカー部の後輩へ性的暴行をした疑惑が浮上していた。

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