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メッシあわや大惨事も…バルセロナがビジャレアルに逆転勝利! 2連勝で首位追走

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バルセロナがビジャレアルに逆転勝利

[4.25 ラ・リーガ第32節 ビジャレアル1-2バルセロナ]

 バルセロナは25日、ラ・リーガ第32節でビジャレアルのホームに乗り込み、2-1で逆転勝利を飾った。10日のエル・クラシコ(●1-2)から立て直し、これで2連勝。消化試合が1つ少ない中、2位レアル・マドリーと勝ち点で並び、首位アトレティコ・マドリーとは暫定で2ポイント差としている。

 前節終了時点で暫定3位のバルセロナは、今節も3-5-2の布陣でスタート。2トップには引き続きFWリオネル・メッシとFWアントワーヌ・グリーズマンが並んだ。バルセロナは4-4-2でコンパクトなブロックを形成する7位ビジャレアルに対し、幅を取って攻めるDFジョルディ・アルバとDFセルジーニョ・デストの両ウイングバックを生かしてゴールに迫っていく。

 しかし、GKセルヒオ・アセンホのビッグセーブなどで決定機をものにできずにいると、前半27分に隙を突かれて失点を喫する。ビジャレアルDFパウ・トーレスが自陣から鋭いグラウンダーのパスを送り、敵陣中央で受けたMFサムエル・チュクウェゼにJ・アルバが対応。ここでJ・アルバは足を滑らせてしまい、チュクウェゼにPA内への進入を許す。さらに飛び出したGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンもかわされ、左足で無人のゴールに流し込まれた。

 だが、ビジャレアルの喜びもつかの間、バルセロナは直後の前半28分に追い付く。3バックの右を担うDFオスカル・ミンゲサのパスからグリエーズマンが一発でPA内右に抜け出し、左足でループシュート。GKアセンホが見送った緩やかなボールがゴール左に吸い込まれ、1-1とした。

 続けて前半35分、ビジャレアルDFフアン・フォイスからGKアセンホへのバックパスをグリエーズマンが読んでおり、PA内中央から左足でダイレクトシュート。ゴール右に決め、逆転弾を奪った。グリエーズマンはこの試合で今季11得点目をマーク。バルセロナ加入1年目の昨季はリーガで9得点に終わっていたため、15ゴールを挙げたアトレティコ所属時の2018-19シーズン以来2年ぶりの二桁得点となった。

 ハーフタイムを挟み、バルセロナが2-1とリードしたまま時間が経過する中、後半20分にビジャレアルMFマヌ・トリゲロスがこぼれ球を追いかけてスライディングタックル。ボールに触れた後、その先にいたメッシと激突する。左の足裏が、体重を乗せたメッシの左足首に入る危険なプレーとなっており、トリゲロスにはレッドカードが提示された。

 メッシはしばらく倒れていたが、起き上がって試合が再開。大事には至らなかったとみられる。数的優位に立ったバルセロナは2-1のまま逃げ切りに成功し、アウェーで勝ち点3を獲得した。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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