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「私のクラブだとは思わなかった」欧州SL参戦表明したアーセナルにアンリ氏が失望

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ティエリ・アンリ

 ティエリ・アンリ氏は、古巣アーセナルへの失望をあらわにした。

 現役時代にアーセナルで長年活躍したアンリ氏。アーセン・ベンゲル長期政権下を象徴する選手の1人として2度のプレミアリーグ優勝などに貢献した同氏は、以前から“アーセナルは私のクラブ”、“いつまでもアーセナルファン”と話すなど古巣への愛情を強調していた。

 そんなアンリ氏だが、アーセナルが18日に発表された欧州スーパーリーグの創設に合意したことを受け、他のサポーターや元指揮官のベンゲル氏らと同様に、クラブ首脳陣への不信感をイギリス『テレグラフ』であらわにした。

「私のクラブだとは思わなかった。彼らが閉鎖的なリーグに加入しようとしたことを私には理解できない。彼らはクラブをフットボールクラブではなく、会社のように運営している。おそらく、フットボールの真の価値に対する理解が十分ではなく、金を稼ぐことに強くそそのかされてしまっている。何はともあれ、彼らは間違いを犯した。本当にひどい間違いだ」

 また、クラブに欧州スーパーリーグ参戦を撤回させたファンの力について同氏は「ファンが成し遂げたことを誇りに感じている。アーセナルのファンだけではなく、すべてのファンを称えたい。この結果はフットボールの勝利だった」と賛辞を送った。

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