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[DFB杯]ライプツィヒが劇的延長V弾でポカール王手! 大迫ブレーメンは驚異の粘りも4強敗退

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 DFBポカール(ドイツ国内杯)は現地時間30日、準決勝を行い、ライプツィヒが日本代表FW大迫勇也所属のブレーメンと対戦した。90分間では決着がつかず、延長戦の末にライプツィヒが2-1で勝利。2018-19シーズン以来、2大会ぶりとなるファイナル進出を決めた。決勝戦は5月13日に行われ、ドルトムントvsH・キール(2部)の勝者と対戦する。

 スコアレスで折り返した後半21分に大迫が途中出場。すぐにチャンスを創出し、連続でフィニッシュに持ち込んだ。リーグ2位に君臨するライプツィヒも後半33分にMFクリストファー・ヌクンクが決定機なシュートを放つなど攻撃の圧を強めていくが、ブレーメンは堅守で難を凌ぐ。

 後半アディショナルタイムにもライプツィヒに決定的なチャンス。DFアンヘリーニョのクロスをFWユスフ・ポウルセンが強烈ヘッドで捉えたが、GKイジー・パヴレンカがビッグセーブ。90分間では決着がつかず、試合は延長戦に突入した。

 すると延長前半3分、ライプツィヒが均衡を破った。ゴール前でボールを収めた韓国代表FWファン・ヒチャンが冷静に左足シュートを流し込み、先制ゴール。押し込んでいたライプツィヒがリードを奪ったが、ブレーメンも意地を見せる。延長前半15+1分、DFダヨ・ウパメカノのミスを突いたMFレオナルド・ビッテンコートが高い位置でボールを奪取し、一気にドリブルで持ち上がる。PA内でGKをかわすと、技ありの左足シュートでネットを揺らした。

 試合が決したのは、1-1で迎えた延長後半15分+1だった。MFケヴィン・カンプルのフィードをファン・ヒチャンが頭で落とすと、FWエミル・フォルスベリがジャンピングボレーで叩き込み、土壇場で劇的な決勝ゴール。ブレーメンは驚異の粘りを見せたが、11大会ぶりのファイナル進出を逃し、ベスト4敗退となった。

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