beacon

18歳ファティ、3度目の手術へ…EUROや東京五輪への出場は叶わず

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナFWアンス・ファティ

 バルセロナFWアンス・ファティの今季中の復帰は叶わないようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 02年10月31日生まれの18歳はバルセロナの下部組織で育ち、2019年8月にクラブ史上2番目の若さとなる16歳298日でトップチームデビュー。同月にはクラブ史上最年少の16歳304日で初ゴールを挙げた。

 その後もバルセロナで数々の年少記録を打ち立て、今季も公式戦10試合5得点4アシストと活躍していたが、昨年11月7日のラ・リーガ第9節ベティス戦で左膝を負傷。左膝内側半月板を損傷して2日後には手術を受け、4か月の離脱を強いられた。しかし、その後の回復が遅れており、今年1月には2回目の手術を実施。そして、今週木曜には3度目の手術を行う予定だという。

 今回の手術は世界最高の膝の専門医の一人であるジョゼ・カルロス・ノローニャ医師に依頼。ポルトガル代表チームのドクターを務めており、ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドが信頼を寄せているようだ。過去にはペペ、フッキ、アンヘル・ディ・マリア、ビトール・バイア、コスチーニャ、アリエン・ロッベンなどが彼の手術を受けている。

 当初は2月中旬には復帰も可能と見られていたファティだが、現実的に今シーズンは終了。今夏開催されるユーロや東京五輪への出場も叶わず、躍動する姿を見られるのは来季になりそうだ。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP