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リバプールの選手たちが試合前に“背番号7”を着用…落雷で亡くなった少年のためだった

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7番を背負ったリバプールの選手たち

 リバプールは13日のプレミアリーグ第34節マンチェスター・ユナイテッド戦を4ー2で勝利。試合前のウォームアップ中には、選手たちが背番号7の「ジョーダン」と書かれたユニフォームを着用した。11日に落雷で亡くなった9歳少年の追悼のためだという。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場を目指すリバプールが、ユナイテッドとの“ノースウエスト・ダービー”で快勝。順位を6位から5位に上げ、欧州CL出場圏内の4位まで勝ち点4差に迫った。

 試合前の練習で、選手たちは背番号7に「ジョーダン」と書かれたユニフォームを着用した。クラブによると、リバプールファンのジョーダン・バンクスくんが11日に逝去。サッカーをしていたときに落雷に遭い、病院に搬送されたが、そのまま息を吹き返すことはなかった。選手全員は9歳少年への思いを込めて、7番を背負って練習に臨んだという。ジョーダンくんは特にMFジェームズ・ミルナーのファンで7番を着けていた。

 “ミニミルナー”宛てに選手たちは勝利をプレゼントした。ミルナーは「きみのための大きな勝利だ」とSNSでコメント。DFアンドリュー・ロバートソンやDFネコ・ウィリアムズなども哀悼の意を表している。

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