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これも、それもゴールにならず…自虐のベルナー「惜しいんだけどね」

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チェルシーFWティモ・ベルナー

 チェルシーFWティモ・ベルナーは自虐的に語っている。「惜しいんだけどね」と――。英『スカイスポーツ』が伝えた。

 18日に行われたプレミア第37節。4位チェルシーは来季のCL出場権を争う3位レスター・シティとの直接対決を迎えた。そして、スターティングメンバ―に名を連ねたベルナーは、多くの好機に絡んだ。

 まずは、前半22分。MFメイソン・マウントのパスから抜け出してネットを揺らすも、これはオフサイドの判定に取り消される。さらに同34分にはDFリース・ジェームズが蹴り出したCKの流れからヘディングで押し込んだ。――ように見えたが、VARが介入した結果、ボールが手に当たっていることが確認され、ハンドの判定で再びノーゴールに。

 後半2分にDFアントニオ・リュディガーの得点で先制すると、同20分にはベルナーがMFウェスレイ・フォファナのファウルを誘う。VARでPA内で倒されたことが確認され、獲得したPKをMFジョルジーニョがきっちり沈めてリードを2点差に広げた。レスターの反撃を1点に抑え、2-1の勝利を収めたチームは最終節を前に3位に浮上した。

 試合後、前半に2つのゴールを取り消されたベルナーは「前半は僕のシーズン全体を表しているようなものだった。惜しいんだけどね。最も不運なシーズンだと思うよ」と自虐的に振り返る。だが、「でも、これだけ不運なことがあっても、チャンピンズリーグ決勝に進出し、来季のチャンピンズリーグにも出場できるかもしれない。そう思うと、すべてが良い方向に進んでいると思うよ」と前だけを見据えている。

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