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去就注目のケイン、希望はマンC移籍か…ただしネックは230億円にも及ぶ要求額に

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去就が注目されるFWハリー・ケイン

 トッテナムのFWハリー・ケインマンチェスター・シティ行きを望んでいるようだ。イギリス『ザ・タイムズ』が報じた。

 長年トッテナムやイングランド代表のエースとして活躍するも、依然としてメジャートロフィーに手の届かないケイン。今季も無冠のままシーズンを終えることが決まり、さらに2年連続でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を失ったことを受け、同選手が退団に傾いたと考えられている。さらに、先日にはダニエル・レビ会長に移籍を懇願したと報じられており、27歳のストライカーの動向には注目が集まる。

 ケインについてはシティ、マンチェスター・ユナイテッドチェルシーが獲得に興味を持つ模様。中でも、昨夏に同選手の移籍可否に関する問い合わせを行ったシティは依然として関心を持ち続けており、同メディアによると、イングランド代表FWのファーストオプションになるようだ。

 当初、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームはドルトムントのFWアーリング・ハーランドに強い関心を寄せ、ケインを“プランB”にしていたようだが、今夏にコストが掛かりすぎることから、トッテナムFWの獲得に方針をシフトしたと考えられている。

 ただし、交渉が難しいことで知られるレビ会長はエースの売却に最低でも1億5000万ポンド(約230億円)を要求する見込み。これはシティのクラブレコードの2倍以上の金額で、またケインの代理人も新型コロナウイルスによる現状を考慮すれば非現実的な要求額であり、見直されるべきとの考えを持つようだ。

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