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C・ロナウドが“意味深”投稿「イタリアに来て初日に…」

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FWクリスティアーノ・ロナウドの投稿に大きな反響

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが24日、自身のインスタグラム(@cristiano)を更新し、「イタリアに移籍したときの目標を達成した」とする長文を投稿した。これがさまざまな憶測を呼んでいるとして、スペイン『マルカ』が注目している。

 2018年夏からユベントスに所属するC・ロナウドは、これまでクラブ通算133試合の出場で101得点を記録。今季はセリエA最多の29ゴールを挙げ、史上初めてイングランド、スペイン、イタリアの3大リーグで得点王に輝いた。その一方で、チームとしては今季もUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝に届かず、セリエAの連覇も9でストップ。スーペルコッパ・イタリアーナとコッパ・イタリアこそ制したが、不本意なシーズンだったといえる。

 C・ロナウドは今季を振り返り、次のようにつづった。

「トッププレーヤーの人生とキャリアは、浮き沈みの繰り返しだ。毎年のように、素晴らしい選手と野心的な目標を持ったチームと対戦するので、卓越したレベルを維持するためには、常にベストを尽くさなければならない」

「今年はセリエAを制覇できなかった。インテルはタイトルにふさわしい活躍を見せていた。おめでとうと言いたい。だけどチームとしても個人としても、今季ユベントスで成し遂げた全てのことについて、評価しなければならない。スーペルコッパ・イタリアーナとコッパ・イタリアで優勝したこと、個人としてはセリエAの得点王になったことは嬉しい。簡単に勝てる試合はどこにもない国で、難しい状況だったこともあったしね」

「こうした偉業に関して、僕はイタリアに来て初日に設定したゴールを達成した。それは偉大な選手、ビッグクラブ、そして独自のサッカー文化に満ちたこの偉大なサッカー王国で、リーグ、カップ、スーパーカップを制覇し、さらに最優秀選手賞と得点王を獲得することだった」

「僕が記録を追うのではなく、記録が僕についてくるのだと言ったことがある。この意味が分からない人のために説明すると、とてもシンプルなことだ。サッカーは集団競技だけど、個人の目標を達成しようとすることで、チームの目標達成にも貢献できる。常にフィールド上でより多くのものを求め、フィールド外でもより多くのことに取り組んでいくことで、やがて記録は生まれ、チームとしてのタイトルも自然と得られるんだ」

 この投稿に関して同紙は「C・ロナウドは、ユベントスと2022年までの契約を結んでいるが、レアル・マドリー、パリSG、マンチェスター・ユナイテッドなど、欧州のあらゆるトップクラブへの移籍が噂されている。イタリアのメディアは、今回のメッセージは移籍を示唆するものではないかと推測している」と報じた。

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