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鎌田大地、市場価値が33億円超えで最高額の日本人選手に!ブンデスの最新データが発表

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フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地

 ドイツ『transfermarkt.de』は9日、ブンデスリーガでプレーする選手の新しい市場価値データを公開。フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地が日本人ランキングで首位に躍り出た。

 移籍専門サイト『transfermarkt』ではパフォーマンスや将来性、市場効果、過去に支払われた移籍金、ユーザーの意見など、さらにコロナ禍の市場への影響も考慮しながら各リーグに在籍するプレーヤーの市場価値を定期的に評価。9日には先に公開されたEURO2020に出場の各国代表メンバーを除いて、ブンデスリーガの各クラブでプレーする選手423名の更新データが明かされている。

 今シーズン、同リーグでプレーした日本人選手は7名。その中で、市場価値において最も大きな動きを見せたのは、今年2月の更新時には変動がなかったフランクフルトの鎌田。昨年11月に市場価値が800万ユーロから1600万ユーロに跳ね上がっていた同選手だが、ここに来て2500万ユーロ(約33億3000万円)に高騰。5得点、同サイトの集計(PK獲得やOG誘発を含む)によると15アシストをマークしたほか、トッテナムやセビージャなどからの興味が伝えられていることが、この評価につながったようだ。

 ほかに日本人選手で評価額が伸びたのはシュツットガルトの遠藤航。昨夏、1部での初シーズンを迎える前には250万ユーロと評されていた同選手だが、昨年11月には600万ユーロに上がると、今年2月と今回の更新毎に200万ユーロのアップを記録し、ついに1000万ユーロ(13億3000万円)の大台を突破した。ボランチやセントラルMFとしてデュエル勝利数でリーグ単独トップの記録を叩き出している28歳は3ゴール4アシストと攻撃でも存在感を示し、着実に評価を高めている。

 今シーズン終了までのレンタルでビーレフェルトに所属の堂安律は700万ユーロ(約9億3000万円)と変動なく、同僚の奥川雅也は100万ユーロ減の250万ユーロ(約3億3000万円)に。降格したブレーメンで今季リーグ戦ノーゴールと苦しんだFW大迫勇也の評価額は150万ユーロから100万ユーロ(約1億3000万円)に落ち込んでしまった一方で、ウニオン・ベルリンの遠藤渓太は130万ユーロ(約1億7000万円)、鎌田の同僚である長谷部誠も80万ユーロ(約1億1000万円)と前回から変わらなかった。

 なお、ブンデスリーガ全選手のランキングでは1億ユーロだったドルトムントFWアーリング・ハーランドが3000万ユーロ増の1億3000万ユーロ(約172億9000万円)と単独トップに。同僚のジェイドン・サンチョは1億ユーロ(約133億円)、バイエルンのMFヨシュア・キミッヒは9000万ユーロ(約119億7000万円)とそれぞれ変動なしで2位と3位に次いでいる。

 なお、『transfermarkt.de』での現時点の日本人選手の市場価値ランキング・トップ10は次のとおり。

1位 鎌田大地(フランクフルト、2500万ユーロ、約33億3000万円)
2位 冨安健洋(ボローニャ、2000万ユーロ、約26億6000万円)
3位 久保建英(ヘタフェ、1500万ユーロ、約20億円)
4位 南野拓実(サウサンプトン、1200万ユーロ、約16億円)
5位 遠藤航(シュツットガルト、1000万ユーロ、約13億3000万円)
6位 伊東純也(ヘンク、800万ユーロ、約10億6000万円)
7位 堂安律(ビーレフェルト、700万ユーロ、約9億3000万円)
8位 酒井宏樹(マルセイユ、400万ユーロ、約5億3000万円)
9位 中島翔哉(アル・アイン、350万ユーロ、約4億7000万円)
9位 鈴木優磨(シント・トロイデン、350万ユーロ、約4億7000万円)
9位 板倉滉(フローニンゲン、350万ユーロ、約4億7000万円)

※クラブは20-21シーズン後半戦に在籍したクラブ

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