イタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビは、ベルギー代表とポルトガル代表のエースを比較した。

　EURO(ユーロ)2020で好調を続けるイタリアは、ラウンド16でオーストリアを延長戦の末に下し、7月3日に予定されるベスト8に駒を進めた。そして準決勝進出を懸けて、ポルトガルを1-0で下したベルギーと対戦する。

　両国ともにセリエAで活躍するFWロメル・ルカク(インテル)とFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を擁する中、ラツィオに所属しリーグ戦で何度も対戦してきたアチェルビだが、「どちらの選手が守りにくい?」と問われると「おそらくルカク」と回答。その理由を続けた。

「彼は完成された選手で、C・ロナウドと同様に常に得点を奪っている。センターフォワードとして、ルカクはよりマークするのが難しい。彼にはよりフィジカルがあり、パワーもあり、ストライカーのものにしては少しばかり上だ。C・ロナウドはクラシックなフォワードだけど、ルカクよりはマークしやすいね」

　またアチェルビは、厳しい戦いを強いられて手にしたオーストリア戦の勝利がチームに精神的なタフネスを与えると主張した。

「僕たちは少し緊張していたかもしれないし、これは泥臭く勝利した試合になった。これから特に精神的に難しくなるだろうと予想していた。今後はすべての試合が大切だ。少し緊張することは当然のこと。ベルギー、その次にフランスと強いチームが続く。彼らはクオリティのあるチームで、僕たちは良いプレーをしなければならない」

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