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アウベスが回想するバルサ時代「史上最高のチームだった」盟友メッシには「認めるよ」

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バルセロナ時代のDFダニエウ・アウベス

 U-24ブラジル代表にオーバーエイジ枠で招集されたDFダニエウ・アウベスが『FIFA』のインタビューで、バルセロナ時代やFWリオネル・メッシについて語った。

 これまでセビージャ、バルセロナ、ユベントス、パリSGとビッグクラブを渡り歩き、ブラジル代表としても数々のタイトルを掲げてきたD・アウベス。プロキャリアの中で獲得した主要タイトルは「43」にも上り、これは世界記録となっている。そして今回、東京オリンピックに臨むU-24ブラジル代表にオーバーエイジ枠で招集。38歳となった大ベテランだが、いまだ獲得したことのないオリンピックの金メダルへ向けて東京で戦うことになる。

 そんなD・アウベスは、チャンピオンズリーグ3度制覇やラ・リーガ優勝6回など、23の主要タイトルを手にしたバルセロナ時代に言及。「他とは比較できないほどの日々だった」とし、思い出を振り返っている。

「フットボール史上最高のチームでプレーしていたと思うよ。あんなに息のあった魔法のようなチームは見たことがない。90分間、全員が同じ波長を持っていたんだ。そして、世界的なスーパースターたちが子供のようにプレーしていた。勝つためだけでなく、楽しませるためにね」

「素晴らしい選手が次から次へと登場し、“違う惑星から来た象徴”もいた。そんなチームの一員であるという感覚は経験した人だけが理解できると思うし、説明するのは難しいね。計り知れない幸福に包まれた瞬間だったよ」

 D・アウベスが“違う惑星から来た象徴”と表現したのは、バルセロナで数々の歴史を作ってきたメッシ。バルセロナ時代に最高の関係を築いていたアルゼンチン代表FWについて「史上最高の選手か?」と問われると、以下のように答えている。

「僕は自分の人生で見てきた選手のことしか言えない。とてつもない才能を持つ選手は何人も見てきたけど、トップレベルをとてつもなく長い間維持することはできなかったね」

「だから、彼はアルゼンチン人だけど、認めるよ。メッシは史上最高の選手だ」

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