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「日本は気ままに庭園を散歩」「久保建英は兜を誇示し…」メキシコ記者が“日本風”に完敗を認める

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U-24日本代表は2連勝を飾った

 U-24日本代表と対戦したU-24メキシコ代表。メキシコ版『as』のエドゥアルド・ロペス記者が、この一戦を振り返っている。

 オリンピック男子サッカー競技1次リーグ第2節で、メキシコと対戦した日本。グループ屈指の強豪との一戦になったが、開始早々に堂安律のクロスを久保建英が押し込んで先制に成功。さらにその直後には、堂安のPKで2点を先行する展開に。後半には相手が退場者を出した中で1点を返され、最後まで苦しんだが、2-1で勝利を挙げている。

 ロペス記者はこの一戦について「日本がメキシコの首をはねる」と題し、「日本は日の出から日没まで優勢だった」と分析。「サムライは戦場で倒れた相手の首を切って保存し、それは戦後の最高の栄誉の証だった。だが今回の埼玉で、このような栄誉を手にしたメキシコ人はいないだろう」とし、以下のように続けた。

「日本はメキシコを自由自在に打ち負かし、冷酷に、現実を突きつけた。久保建英と堂安律は、メキシコの埼玉侵攻を泥沼化させている。試合開始早々のベガの猛烈な走りは意思表示であったが、日本に火をつけた。ドレサージュ、軌道に乗った新幹線は久保で停車し、斜め後ろからトウキックをゴールに送る。ゴジラのハンマーだ。メキシコが意識を取り戻すとすぐにモンテスが相馬の足首を斬り、VARが審判を訂正。堂安がオチョアのゴールを一太刀で粉砕した」

「メキシコは東風に吹かれたマルティンのシュートまで存在がなかった。チームの様子は、漢字に疎い人々にとって『解読不能』なものだった」

 そして「久保は金と銅で作られた兜を誇示し、馬上の弓手である相馬と堂安は、ロサーノ将軍の騎馬隊を超越して弱体化させた。攻撃に出たが、板倉と中山は冷静さを保っていた」と個々の選手にも言及。完敗だったと綴った。

「日本軍は桜の木を撫でる風に誘われて、気ままに日本庭園を散策した。最悪なことは、威厳あるメキシコ人の首がなかったこと。道場に戻り、傷を癒やし、武器を研ぎ、精神を浄化しなければならない。次はもう失敗は許されない」
●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ
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