バルセロナOBで元ブラジル代表のロナウジーニョ氏が、いまだ契約更新に至らないアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて語った。スペイン『マルカ』がイタリア『トゥット・メルカート』でのコメントを伝えている。

　メッシはコパ・アメリカ2021に参戦していた6月末にバルセロナとの現行契約が切れ、現在は無所属。同大会を制し、アルゼンチン代表として自身初のタイトルを手にした後、バルセロナとの契約にサインするとの見方もあったが、まだクラブからの公式発表はない。

　この状況に多くのサポーターが不安を覚える中、OBのロナウジーニョ氏が後輩の去就に関して口を開いた。

「メッシは残らなければならない」

「彼が引退したら――それはずっと先のことだと思いたいけど――10番を永久欠番にしてほしい」

　ロナウジーニョ氏は現役時代の2003年から2008年にかけ、バルセロナの10番として活躍。華麗なプレーの数々でカンプ・ノウのファンを沸かせ、プロキャリア初期のメッシにも好影響を与えた。「彼はバルセロナで引退するべき」。偉大な先輩の思いは届くだろうか。

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