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38歳の無所属リベリにラツィオなどが関心か…サッリの戦術に理想的も高給が障害に?

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元フランス代表MFフランク・リベリ

 昨シーズン限りでフィオレンティーナを退団した元フランス代表MFフランク・リベリに対し、ラツィオやスペツィアが関心を寄せている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が1日、伝えている。

 38歳のリベリは、2019年夏に12シーズンを過ごしたバイエルンを退団。のちにフリーでフィオレンティーナに加入し、2年間で公式戦51試合に出場、5ゴール10アシストをマークした。しかしフィオレンティーナでは、新シーズンに向けてヴィンチェンツォ・イタリアーノによる新体制が発足。フランス人MFは構想外となり、6月末の契約満了とともにチームを退団した。

 そんな中、ラツィオとスペツィアが補強候補としてリベリに関心を寄せ、問い合わせを行ったことが報じられている。ラツィオ指揮官マウリツィオ・サッリは、自身の戦術に完璧に合致するリベリが理想的な補強であるとして獲得を検討。しかし選手の高額な年俸が現段階で「乗り越えられない障害」となっているとみられる。スペツィアも同様に、指揮官のチアゴ・モッタがリベリの獲得を歓迎する一方、クラブの財政力を踏まえると、高額なリベリの年俸がネックとなっているようだ。

 リベリはセリエAでのプレーの続行に意欲を示しているとみられるが、母国フランスへの復帰や中東行きなどあらゆる可能性を選択肢として残し、時間をかけて慎重に検討していく方針であると伝えられている。今後の元バイエルンMFを巡る動向は、注目されるところだ。

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