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ピケがクラブ経営陣に苦言「むしろ僕たちに損害を与えている」

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DFジェラール・ピケが経営陣を非難

 バルセロナのDFジェラール・ピケがFWリオネル・メッシの退団を巡り、クラブ経営陣に苦言を呈した。スペイン『アス』が伝えている。

 メッシは5日にクラブから退団が発表され、8日に記者会見を実施。この会見の後にはジョアン・ガンペール杯のユベントス戦が行われ、エース不在のバルセロナは3-0で勝利を飾った。

 試合後に「とてもいいゲームだった」と振り返ったピケはメッシの退団についても触れ、偉大な選手を失った責任は誰にあるのかを指摘している。

「今日は僕らにとって最高の日ではなかった。史上最高の選手を失ったのだから。このような日が来ることは分かっていたけど、チームは影響を受けた。特に、長年にわたって彼とロッカールームを共にしてきた僕たちはね」

「近年の(バルセロナ経営陣の)マネジメントは最高のものではない。むしろ僕たちに損害を与えている」

 経営陣に厳しい言葉をかけたピケは「メッシのような選手が退団すると、誰にとっても難しい時期になるのは当然のことだ。だけど、この状況を変えることはできない。前を向くしかない」と現状を受け入れ、「レオ(メッシの愛称)はもういない。次のページをめくり、希望を持ち続けなければならないんだ」と自らを奮い立たせた。

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