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17歳でJデビュー、18歳で欧州挑戦…21歳FW中村敬斗の新天地はオーストリア1部、G大阪からついに完全移籍へ

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 ガンバ大阪は11日、FW中村敬斗がオーストリア1部のLASKリンツに完全移籍すると発表した。

 中村は三菱養和SCユースから17歳でG大阪に入団。2シーズンを過ごすと、19年夏の移籍でオランダ1部のトゥエンテに期限付き移籍。その後、シントトロイデンでのプレーを経て、今年2月よりオーストリア2部のFCジュニアーズに所属していた。

 完全移籍することになった21歳は、G大阪の公式サイトで「私はガンバ大阪でプロになれた事を、大変誇りに思っています」などと長文で感謝を綴っている。

 以下、コメント。

「この度、私はオーストリア1部のLASKリンツへ完全移籍をする事になりました。LASKリンツで活躍できるように、これからも更に精進してまいります。

 私は17歳でガンバ大阪に加入し、トップチームの宮本元監督からはプロの厳しさを、ガンバ大阪U-23の實好元監督と、森下元監督からは、自分らしさを失わずに自分を信じる事の大切さを教えて頂きました。

 ヨーロッパで順風満帆にいかない時でも、私が自信を無くさずに不屈の精神でいられるのは、ガンバ大阪での経験があるからです。

 私は17歳でJ1リーグ開幕戦デビューを果たしましたが、その後プロとして未熟だった為、J3リーグのベンチからやり直す事になりました。今の私はガンバ大阪でのこの経験が、自分はどんな事が起きても必ず這い上がれるという自信に繋がっています。

 17歳、18歳という若さで、プロとしてガンバ大阪で経験した全てが私の財産です。私はガンバ大阪でプロになれた事を、大変誇りに思っています。

 ガンバ大阪のチームメイト、スタッフ、関係者、そして応援してくださっているサポーターの皆さん、デビューしてからこの期限付き移籍期間を含めての3年半、変わらず温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます。

 ガンバ大阪U-23の時に作って頂いた横断幕のキャッチコピー『魅せろ 進化し続ける才能』。この言葉を胸に、これからも目の前の一瞬一瞬を大切に歩んでいきます」

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