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数か月前に仕込まれていた“切り札”…チェルシー指揮官がPK戦直前の交代策に言及

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勝利を喜ぶトーマス・トゥヘル監督

[8.11 UEFAスーパー杯 チェルシー 1-1(PK6-5) ビジャレアル]

 PK戦直前のGKケパ・アリサバラガ投入は、数か月前から計画されていたものだったようだ。チェルシートーマス・トゥヘル監督が試合後に語った内容をイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制したチェルシーは11日、UEFAスーパーカップで昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)王者のビジャレアルと対戦。試合は前半にMFハキム・ツィエクのゴールで先制するも、後半にFWジェラール・モレノの同点弾を浴び、1-1のまま延長戦でも決着がつかずにPK戦へ突入した。

 トゥヘル監督は延長後半14分にPK戦を見据え、GKエドゥアール・メンディに代えてケパを投入。スペイン人GKは起用に応え、相手のシュートを2本ストップする活躍でPK6-5の勝利をもたらした。

 試合後、『BTスポーツ』のインタビューに応じた指揮官は、数か月前からこの交代プランを用意していたと明かしている。

「ケパはPKを止める割合が最も高いというデータがあったので、私たちは十分に準備していた」

「分析担当者とGKコーチが私にデータを見せ、教えてくれたんだ。それから一発勝負のゲームを行うときには、こういうこともあり得るという話を選手たちとしていて、彼らも知っていた」

 また、ケパとの交代でベンチに下げたメンディについて「エディがそれを受け入れたのは素晴らしいことだ」と称賛し、「チームのためになることをしなければならなかった。それは必要なことだった。うまくいって満足しているよ」と大会制覇を喜んだ。

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