beacon

バイエルンが初陣ドロー…ナーゲルスマン新監督「我々は良い相手と戦った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

今季からバイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督

[8.13 ブンデスリーガ第1節 ボルシアMG 1-1 バイエルン]

 バイエルンは13日、敵地で行われたブンデスリーガ開幕戦でボルシアMGと対戦し、1-1で引き分けた。初陣を終えたユリアン・ナーゲルスマン新監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 前半10分にボルシアMGのFWアラサン・プレアに先制弾を許したバイエルン。同42分にセットプレーからFWロベルト・レバンドフスキがボレーを決めて1-1と追い付いたが、後半は何度もGKヤン・ゾマーの好セーブに遭い、逆転には至らずにタイムアップを迎えた。

 ナーゲルスマン監督は試合後、「勝利しなかったら、決して満足しない。両チームに多くのチャンスがあった。最終的に我々に少しの運があったね。後半は、我々のチャンスの時にグラードバッハが幸運に恵まれた。全体的に非常に乱戦だったよ。観客は内容の濃い試合を観た」と振り返っている。

 そして「後半開始から15分間は我々が多くのチャンスを作り出せることを示していたが、そこで追加点を奪う必要があったね。最後は一進一退の展開となった。その点においてもう少し仕組みを探るつもりだ。最後は妥当な引き分けだ。我々は良い相手と戦ったよ。攻撃の部分で改善するために、少しポジションニングの忠実性がなければいけない」と分析した。

 また、GKマヌエル・ノイアーは「当然、望んだ結果ではない。僕らは先制点を奪われた。グラードバッハでは起きることだ。前半25分過ぎからは、改善したパフォーマンスを披露した。序盤はそうではなかったね。継続的に上向きになり、順当な同点弾を決めた。引き分けを受け入れる必要がある。(17日の)スーパーカップのドルトムント戦が楽しみだ」とコメントしている。

 FWトーマス・ミュラーは「試合内容で言えば、もっと多くの可能性があった。しかし、グラードバッハも追加点を奪うことができた。彼らは残念ながら、非常に良い時間帯で多くのことを生かせなかった。なぜなら僕らが試合の主導権を握っていたし、良いプレーしていたからね。試合終盤には少し組織力を失った。だから一進一退の展開となった」と言及し、「複数の部分を改善する必要がある。来週火曜日(17日)までに取り組むよ」と切り替えた。

 一方、ボルシアMGのアディ・ヒュッター監督は「バイエルン相手に勝ち点1は順当以上といえる。我々は力強いパフォーマンスを示した。我々の素晴らしいGKであるヤン・ゾマーにも感謝したい。素晴らしい開幕戦だった」と満足感を示しつつ、「両チームとも、まだ多くの改善点があるね」と指摘した。

●ブンデスリーガ2021-22特集

TOP