beacon

「キョウゴのクオリティーがすべてを物語っている」「対戦相手には悪夢」5戦5発の古橋亨梧にセルティックDFが脱帽

このエントリーをはてなブックマークに追加

セルティックFW古橋亨梧とDFスティーブン・ウェルシュ

 セルティックに所属するDFスティーブン・ウェルシュが日本代表FW古橋亨梧のポテンシャルを称賛した。『ザ・セルティック・スター』が伝えている。

 15日、セルティックはスコティッシュリーグ杯の決勝トーナメント2次ラウンドでハーツと対戦し、3-2で勝利した。先発出場の古橋は全3得点に絡み、今季5ゴール目をマーク。加入後5戦5発と真価を発揮している。

 まずは前半29分、スルーパスで先制ゴールの起点となれば、前半34分には左CKからショートコーナーを選択して素早くリスタート。スティーブン・ウェルシュのゴールの起点となってみせた。後半18分には味方のスルーパスに反応すると、PA左から左足を一閃。GKが立ちはだかるニアサイドのわずかな隙間を射抜き、技ありの決勝点をマークした。

 古橋のお膳立てにより、セルティックサポーターの前で自身初ゴールを決めたスティーブン・ウェルシュは「ファンの前でのはじめてのゴールは、言葉では言い表せないほど素晴らしいものだった。これまでに経験したことのない最高の気分だよ」と喜んだ。『スコティッシュ・サン』がコメントを紹介している。

「前半はおそらくセルティックのチームで久しぶりに見た最高のパフォーマンスだった。ディフェンダーとしては、何よりもまずクリーンシートを守りたいので、それができないのは残念なこと。悔しいけど、これからはクリーンシートを達成するための努力をしていきたいと思う」

 古橋のパフォーマンスには、スティーブン・ウェルシュも感心しきりだ。

「キョウゴのクオリティーがすべてを物語っている。彼の動きは、セルティックに入ってきた選手の中でも最も優れていると思う。対戦するには悪夢のような相手だ」

 古橋はセルティックのスーパースターになる可能性を秘めているようだ。

「実際、僕自身も彼と一緒に練習していて、そのことを実感している。彼は前線だけでなく、ウイングでもプレーできることを示した」

「彼にはいいディフェンダーやフィジカルの強い大きいディフェンダーがつくけど、彼は常にボールを欲しがっており、うまく対応していたと思う。特にスコットランドでは、そういうシーンがこれからも起きるだろう」

●海外組ガイド

TOP