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バルセロナの新10番候補が浮上…スペイン紙「彼は拒絶していない」

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現時点で欠番となっているバルセロナの背番号10

 空席となっているバルセロナの背番号10が今週末に埋まる可能性が出てきた。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が18日、エースナンバーの候補者としてMFフィリペ・コウチーニョが挙がっていることを伝えている。

 バルセロナの10番は2008年夏にFWリオネル・メッシがロナウジーニョ氏から受け継ぎ、13年間にわたって背負ってきた。しかし、今夏にメッシが電撃退団してパリSGへ移籍したことで、ラ・リーガ開幕を迎えても欠番のままとなっている。

 リーガの規定では、トップチーム所属選手に1番から25番までの番号を割り当てなければならない。同紙によると、クラブは空いた10番をコウチーニョに与えることを検討しているという。

 コウチーニョは2018年1月のバルセロナ加入時に14番を背負い、翌2018-19シーズンは7番を着用。バイエルンへの期限付き移籍から復帰した昨季は、すでにFWアントワーヌ・グリーズマンが7番を着けていたため、再び14番となっていた。

 今季リーガ開幕戦のソシエダ戦ではコウチーニョがメンバー外となり、FWレイ・マナイが背番号14でベンチ入り。去就が不透明となっている23番のDFサムエル・ウムティティと8番のMFミラレム・ピャニッチを除き、10番がフィールド選手で唯一の空き番号となるようだ。

 コウチーニョはリバプールとバイエルンで背番号10を着けた経験があるとはいえ、メッシの後継者として背負うバルセロナのナンバー10は重みが違う。同紙は「今の彼はプレー中に余計なプレッシャーを受けたくない」としつつ、「それでも、彼はこの番号をつけることを拒絶していない。もし今から土曜日(21日)までに退団がなければ、彼がメンバーに入ったときにビルバオ戦で着用する番号になるだろう」と見解を示した。

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