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バルセロナ18歳MFが沈黙を破る…指揮官の「彼の状況はひどい」発言に反応か

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MFイライクス・モリバが意味深投稿

 バルセロナの18歳MFイライクス・モリバが20日に自身のインスタグラム(@ilaixmk)を更新し、ストーリー機能で意味深なメッセージを発信した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』など複数メディアが報じている。

 下部組織出身のモリバは昨季にトップチームデビューを果たし、ラ・リーガ14試合で1ゴール3アシストの結果を残したが、今季はまだトップチームの練習にも参加できていない。2022年に切れる契約の延長交渉が難航していることが理由とされ、財政難のバルセロナが提示した条件とモリバ側の希望に開きがあるとみられている。

 そうした中、ロナルド・クーマン監督は20日の記者会見で「イライクスの状況はひどいものだ」と苦言。「2、3週間前に彼と話をしたが、監督としてよりも人としての話だった」とし、「彼は18歳で、クラブの将来を担う選手だ。昨季はトップチームでプレーし、今は我々と一緒にいない状況にある。私が彼に伝えたいのは、その年齢で一番大事なのはお金ではなく、試合でプレーするということだ。しかし、選手と彼の関係者はそのように感じていない。私は失望しているよ」と嘆いた。

 モリバがインスタグラムで投稿を行ったのはクーマン監督のコメント後となっており、ストーリー機能で「何千もの噂があり、誰も真実を知らない」とつづられている。これが指揮官に対するものなのか、それとも自身の去就に関する報道に向けたものなのかは不明だが、沈黙を続けてきたモリバが反応を示したことで注目を集めているようだ。

 同紙によると、モリバには今夏の移籍の可能性も浮上しており、候補として挙がっているのはライプツィヒとチェルシー。また、マンチェスター・シティも興味を示しているというが、来年にバルセロナとの契約が切れた場合のみと伝えられている。

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