beacon

サンプドリア新指揮官、吉田麻也を評価「彼の合流は重要。心体ともに状態が良い」

このエントリーをはてなブックマークに追加

サンプドリアDF吉田麻也

 サンプドリアの指揮官ロベルト・ダベルサが21日、ミランとの開幕戦へ向けて記者会見に出席し、日本代表DF吉田麻也に見解を示した。

 吉田は昨年1月、サウサンプトンからサンプドリアに移籍すると、クラウディオ・ラニエリ指揮下で安定したパフォーマンスを示して指揮官の信頼を勝ち取り、1年半にわたってジェノヴァでのプレーを続けてきた。しかし昨シーズン限りでラニエリは退任。吉田は契約期間をあと1年残すものの、6月にはカリアリやフィオレンティーナへの移籍の可能性も報じられており、ダベルサ新体制下での序列争いに注目が集まっていた。

 そんな中、サンプドリアは23日、ミランとの開幕戦に臨むが、新指揮官ダベルサは会見において、日本代表DFを高く評価していることを強調した。

「ヨシダの合流により、代表組が全員揃ったことになる。後から加わった選手は、戦術面やフィジカルの面で難しいものがあるかもしれない。しかしヨシダはチームに合流した時点で、開幕戦に先発できるほど準備が整った状態だった。少し前までプレーしていたこともあり、試合勘はあるだろう。練習不足かもしれないが、フィジカルコンディションも良いし、メンタル面も良い。したがって彼が加わったことは重要だ」

 なお、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、吉田の出場の可能性について、チームへの合流から日が浅いことを理由に、「ミラン戦の試合開始からピッチに立つことは難しいだろう」と予想。『スカイスポーツ』や『メディアセット』も吉田が先発メンバーから外れるとの見解を示している。

●海外組ガイド
●セリエA2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP