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元ユベントス会長、C・ロナウドを売るべきとの見解「彼の退団は早いほど良い」

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ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド

 ユベントスの元会長ジョバンニ・コボッリ・ジッリ氏が、FWクリスティアーノ・ロナウドについて「ユベントスにとっては彼が1日も早くいなくなったほうがいい」との持論を展開している。

 2018年夏に4年契約でユベントスに加わったC・ロナウド。今季は契約最終シーズンとなるが、同選手には異なるビッグクラブへの移籍の可能性も伝えられている。そして、契約満了を迎える前に移籍金が発生する今夏の移籍市場での売却を推す声も一部では上がっていた。

 そんな中、コボッリ・ジッリ氏は『SerieAnews』に対して、次のように語っている。

「(マッシミリアーノ)アッレグリの復帰は良いことだと思う。そして開幕戦の引き分けという結果は、指揮官のせいにするのは気の毒だね。あの試合ではGKのミスもあったし、ポストに嫌われる決定機もあった。だが、セリエAはそういうものだ。チャンピオンシップが難しいことを示している」

「私が会長職だったら、C・ロナウドを獲得しなかっただろう。彼にペイした金額は回収されるかどうか難しいし、やはり財政面でチームへの負担が大きい。もちろんプレーヤーとして疑いの余地はないけどね。彼がユベントスを離れるのは早ければ早いほど、C・ロナウドとユベントス、双方にとって良いことだと思う」

 2006年から2009年までユベントスの会長職を務めたコボッリ・ジッリ氏。元会長はC・ロナウドを高く評価しつつも、チームの財政状況から踏まえると今夏の移籍市場で売却したほうが良いとの見解にあるようだ。

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