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クロップ監督の訴え届かず…リバプールが怒りの声明「失望しています」

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リバプールが公式声明を発表

 リバプールは28日、クラブ公式サイトで声明を出し、同性愛嫌悪のチャントを歌った一部サポーターを非難した。

 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、リバプールのユルゲン・クロップ監督は14日に敵地で開催されたプレミアリーグ第1節ノリッジ戦(○3-0)の際、チェルシーからノリッジに期限付き移籍しているMFビリー・ギルモアが攻撃的なチャントの標的にされたことを受け、二度と歌わないようサポーターに呼びかけていたという。

 だが、それを無視する形で、28日のホームでの第3節チェルシー戦(△1-1)でも相手チームに対する同性愛嫌悪のチャントが歌われたようだ。

 リバプールは公式声明で「土曜日(28日)にアンフィールドで行われたチェルシーとの試合中、一部サポーターが不快なチャントを歌っていたとの報告に失望しています。クラブはこのような行為を強く非難し、報告された虐待的および差別的な行為の疑惑については、関係当局と協力して加害者を特定するために調査を行う予定です」と表明。「リバプールは、サッカー界や社会には存在しない、虐待的で差別的な行動に対する取り組みを行うことを約束します」とした。

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