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強姦・性的暴行容疑で逮捕のメンディ、ショック…刑務所での“勘違い”

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強姦・性的暴行容疑で逮捕されたDFバンジャマン・メンディ

 強姦・性的暴行容疑で逮捕されたマンチェスター・シティDFバンジャマン・メンディ(27)は刑務所内で自身が「VIP棟」に収容されると勘違いし、大きなショックを受けたようだ。英『ミラー』が伝えている。

 元フランス代表のメンディは4件の強姦と1件の性的暴行の罪で起訴された。8月30日にチェスター判事裁判所に出廷した後、勾留されている。メンディはリバプールにある刑務所の“VP棟”というカテゴリーに移送された。

 メンディは“VP棟”に収容されると知らされた際、有名人のための「VIP棟」に連れて行かれることを意味すると勘違いしたようだ。“VP(vulnerable prisoners)”は「脆弱囚人」の意味で、性犯罪者などが収容される棟である。「VIP棟」ではないと気付いた際、メンディはひどく落胆していたという。

 メンディは2020年10月に3件の強姦、今年1月上旬に女性への性的暴行の罪で起訴されていた。また、今月はじめに女性を強姦レイプした容疑でも起訴されている。16歳以上の3人の被害者が申し立てている。

 保釈条件を破った容疑が法廷リストに掲載されていたが、これは法廷で取り下げられた。彼は7月26日に釈放された後、8月に条件を破ったとされていた。14人の記者が法廷に立ち、フランス人通訳の到着を待っていた。

 法廷に立ったメンディは訴追内容を聞き、自分の名前、年齢、住所を確認するために発言。法廷弁護士のクリストファー・ステイブルスが弁護を担当した。地方裁判官のジャック・マクガーバ氏は、この事件をチェスター・クラウン・コートに送り、メンディは9月10日に出廷する予定だ。メンディは約1時間の審理のあと、2人の担当者に付き添われて法廷から連れ出されたが、感情を表に出すことはなかった。

 メンディは2017年、モナコから5200万ポンド(約75億円)と言われる金額でマンチェスター・Cに加入し、プレミアリーグ通算50試合に出場。今回の件で警察に起訴され、クラブから出場停止処分を受けていた。

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