beacon

好調伊代表キエーザ、父エンリコ氏の目の前でのゴールに歓喜「素晴らしい瞬間」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 イタリア代表FWフェデリコ・キエーザが2日のカタール・ワールドカップ欧州予選ブルガリア戦終了後、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 ロベルト・マンチーニ率いるイタリアは2日、フィレンツェにおいてW杯欧州予選グループC第4節でブルガリアと対戦。1-1と引き分けた。昨年11月のエストニア戦から続いていた連勝記録は「15」でストップしたが、2018年10月のウクライナ戦から続く無敗記録を「35」へと伸ばした。

 23歳のキエーザは、元イタリア代表FWの父エンリコ氏がスタンドから見守る中、16分に先制ゴールをマーク。4年間プレーしたアルテミオ・フランキのピッチにおいて、父親の目の前でゴールネットを揺らしたことを喜びつつ、チームとして最高の結果をもぎ取れなかったことを悔やんだ。

「父の目の前でゴールを決められたことに強く感動したし、素晴らしい瞬間だった。しかし今夜は勝ちたかったよ。3ポイントを持ち帰ることができなかったからね。勝てていれば、もう少し穏やかに日曜日(スイス戦が予定されている5日)を迎えることができたはずだった」

「次はスイス戦で3ポイントを獲得できるように集中していきたい。今日はラスト30メートルで冷静さが足りなかったが、素晴らしいアイディアとプレーは見せることができたと思う。ゴールと結果はそのうちついてくるはずだ」

 この日、イタリア代表で通算100キャップを記録したDFレオナルド・ボヌッチも試合を振り返る。

「守備を固めてくる相手なので、難しい試合になることは分かっていた。勝利を手にするチャンスはいくつかあったが、慌てすぎてしまったように思う。しかし(優勝した)EURO(ユーロ)の時のイタリアとスピリットは変わっていない。自分たちの試合をすることはできた。スイス戦では勝ちに行きたい」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP