beacon

「試合に出られないとは一度も言われなかった」アルゼンチン代表監督、ブラジル戦の大混乱の落胆

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブラジル対アルゼンチンの試合が中止

 アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が、中止となったブラジル代表戦について言及した。

 大混乱の中で中止となったカタール・ワールドカップ南米予選のブラジル対アルゼンチン。イングランドでプレーするアルゼンチンの4選手が渡航情報を偽装した容疑で告発されたにもかかわらず、この試合でメンバー入り。するとキックオフから5分も経たないうちに警官がピッチに突入し、試合は中断となった。選手たちはピッチに残っていたものの、そのまま再開されることはなく、中止が決まっている。

 大きな騒動となった今回の一戦だが、スカローニ監督は『TyC Sports』のインタビューで「非常に悲しいことだ。誰かを非難したいわけではないが、起きてしまったことは本当に悲しい。こんなことをしている場合ではないんだ」とし、以下のように続けた。

「全員のためのパーティーだったのに、こんなことになってしまって、正直なんと言っていいのかわからない。監督として選手を守らなければいけない。強制送還したいという人間が出てきたとしても、その可能性はない。試合に出られないとは一度も言われなかったんだ」

「何が起きたかを説明するために来たが、我々は被害者だ。プレーしたかったし、ブラジルの選手たちもプレーすることが目的だったんだ」

 この試合の結果についてCONMEBOLは調査を待ってFIFAが決定する発表。「ワールドカップ予選はFIFAの大会である」とし、現行の規則にしたがって結果を決めるとした。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP