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ユベントス幹部が語るC・ロナウドの退団「代役は必要ない。考えはただ1つだった」

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 ユベントスフットボールディレクターを務めるフェデリコ・ケルビーニ氏が、10日付のイタリア紙『トゥット・スポルト』のインタビューに応じ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団などについて語った。

 昨シーズン、リーグ戦を4位で終え、セリエA10連覇を逃したユベントス。長きにわたった覇権が終わりを迎えた今夏、2年前までチームを率いていたマッシミリアーノ・アッレグリを再度招へいし、チームの復興を目指すことになった。しかしポルトガル人スーパースターのC・ロナウドは移籍期間最終日にユーベを退団。入れ替わるようにユーベ下部組織出身の21歳FWモイーズ・キーンがエバートンからローンで加わった。ケルビーニ氏は、今夏の取引についてこのように説明している。

「あらゆる投資は、若手、できればイタリア出身選手を軸として行うつもりだ。これに該当しない選手に投資することは、我々の計画から完全に逸脱することになる。C・ロナウドが退団を志願した時、我々の考えはただ1つだった」

「『クリスティアーノが退団するから代役を見つけなければならない』ではなく、『クリスティアーノが退団するから、若返りを早めなければならない』だったのだ。キーンはC・ロナウドの代役ではない。しかし別のプロジェクトの下で勝利を収め続けるための計画に基づいたものだった」

 ケルビーニ氏は続いて、今シーズン終了後に契約満了を迎えるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラについて言及した。

「ディバラの契約延長を楽観視している。彼はこのプロジェクトの中心選手であり、特徴的にも、年齢的にもその役割を担うことができるはずだ。ただ、たった1人でチームを背負い込む必要はない。周囲を見渡せば、(レオナルド)ボヌッチや(ジョルジョ)キエッリーニもいる」

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