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中国選手がため息をつくほど驚いた日本人…同国メディアが紹介「多くのアジア選手に道を示した」

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中国代表に1-0で勝利した日本代表

 日本代表は7日、中立地ドーハで行われたカタールW杯アジア最終予選で中国代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。中国『新華社通信』は「ほとんどの人が予想し、納得できる結果だったのではないだろうか」と完敗を認め、自国の選手たちが驚いたという日本人選手を紹介している。

 同メディアによると、中国のリー・ティエ監督は今回の最終予選に向けた32人の選手のほか、さらに数人の若手選手を招集。試合の雰囲気を感じさせることが目的だったとみられる。その若手選手たちがスタンドで日本とのゲームを観戦した後、報道陣の後ろで「久保建英は速すぎる」とため息をついていたという。

 このエピソードを踏まえ、同メディアは「20歳という若さの久保は、10歳でスペインに渡り、高いレベルのトレーニングと的確なキャリアプランにより、現在のような天才的プレーヤーとしての評価を得ている。 体格的に恵まれていない久保建英の成功は、中国の若い選手たち、さらには多くのアジアの選手たちに道を示したといえるだろう」とレポートしている。

 久保は中国戦でトップ下としてスタメン出場。FW大迫勇也の決勝ゴールには直接絡まなかったが、前半にポスト直撃のシュートを放つなど、90分を通して好パフォーマンスを披露した。20歳MFが見せたプレーは、対戦国の選手にも刺激を与えたようだ。

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