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守備的ポジションで新境地! 元日本代表FW久保裕也がリーグ1位の“タックル職人”に

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FW久保裕也がボランチで新境地

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のシンシナティに所属する元日本代表FW久保裕也が、守備的なポジションで新境地を開拓している。

 京都サンガF.C.U-18出身の久保は、高校3年生だった2011年にトップチームデビュー。17歳ながら同シーズンのJ2リーグ戦でチーム1位の10得点を記録した。2013年6月にはヤングボーイズ(スイス)に移籍し、2017年1月からゲント(ベルギー)へ。両クラブではUEFAヨーロッパリーグ(EL)やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)予選を経験した。

 2018年8月には1年契約でニュルンベルク(ドイツ)に期限付き移籍。シーズン終了後の2019年夏にゲントへ復帰し、昨年1月にシンシナティと契約を結んだ。

 2016年11月にデビューした日本代表を含め、これまでアタッカーとしてのイメージが強かった久保だが、シンシナティ2年目の今季はボランチを主戦場にプレーしている。

 リーグ公式サイトによると、前節まで21試合に出場していた久保は、タックル勝利数がリーグ1位の42回。さらにインターセプト数38回、ファウル数41回と、守備の貢献が際立つスタッツを残している。

 チームは第10節ヒューストン・ダイナモ戦(△1-1)以降、白星から12試合遠ざかっていたが、前節トロントFC戦(○2-0)で待望の勝利。チーム2点目は久保のタックルによるボール奪取が起点となっていた。

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