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遠藤航&伊藤洋輝が初の先発共演も…18歳ドイツの新星が躍動、10人のレバークーゼンに敗れる

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遠藤はフル出場

[9.19 ブンデスリーガ第5節 シュツットガルト 1-3 レバークーゼン]

 ブンデスリーガは第5節を行い、日本代表MF遠藤航とMF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトはホームでレバークーゼンと対戦し、1-3で敗れた。主将の遠藤はボランチの一角でフル出場。伊藤はリベロの位置で初先発し、後半15分までプレーした。

 今夏加入した伊藤は8月7日のポカール杯・ディナモ戦(○6-0)に先発フル出場していたが、ブンデスリーガでは初めて先発の座をつかみ、3バックの中央でプレー。その試合は東京五輪に出場した遠藤が不在だったため、初めて日本人コンビの先発共演が実現した。しかし開始1分30秒、いきなり試合を動かしたのはレバークーゼンだった。

 左サイドからDFミッチェル・バッカーがクロスを供給し、ファーサイドのMFロベルト・アンドリヒが頭で叩き込み、先制に成功。さらに19分、ドイツ代表の18歳MFフロリアン・ビルツが鋭いドリブルで仕掛け、FWパトリック・シックのゴールを導いた。

 2-0とリードを広げたが、レバークーゼンは前半31分、先制点を奪ったロベルト・アンドリヒが一発退場となるアクシデントに見舞われる。シュツットガルトは数的優位に立ち、ここから反撃に出る。

 前半38分、右FKからDFコンスタンティノス・マブロパノスがヘディングシュート。これはGKルーカス・フラデツキーに阻まれたが、こぼれ球に詰めたMFオレル・マンガラが左足で蹴り込み、1点差に詰め寄った。

 数的不利に陥ったレバークーゼンだったが、後半15分、カウンターからビルツがスピードに乗ったドリブルで独走する。カバーに入った伊藤が猛然と走り込み、ビルツのシュートをスライディングで阻止。水際であわやの場面を凌ぐ活躍を見せたが、直後に交代でベンチに下がった。

 すると、18歳ビルツが再び個人技を見せつけ、10人のレバークーゼンに追加点をもたらした。後半25分、中盤でボールを奪ったビルツは快速を飛ばしてドリブルで独走すると、左足シュートでネットを揺らした。勝利を決定づける3点目。シュツットガルトは1-3で敗れ、4戦未勝利(1分3敗)となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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