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クロップ、デビューのコナテを称賛も…「プレミアリーグは彼に厳しい教訓を与えた」

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 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、デビューを飾ったDFイブラヒマ・コナテについて言及した。

 今夏の移籍市場で、リバプールの主戦力として唯一の補強となったコナテ。RBライプツィヒから3600万ポンド(約54億円)で加入した22歳のフランス人DFは、ここまで公式戦での出番はなかったが、18日のクリスタル・パレス戦にヴィルヒル・ファン・ダイクとともにセンターバックで初先発。時折不安定なプレーを見せるたが、3-0の勝利に貢献した。

 クロップ監督は試合後の会見で、コナテについて「この選手が持っているポテンシャルを我々全員が目にしたと思う。フィジカル面、技術面、試合の理解、すべてが素晴らしかった」と賛辞を送るも、まだまだ課題があることを強調した。

「しかし、技術のある若手の場合、時折その技術に依存し過ぎてしまい、プレミアリーグは厳しい教訓を与えてくれる。パレスとの一戦が良い例になったと思う。ウィルフリッド・ザハ、ジョルダン・アイェウ、オドソンヌ・エドゥアルドら手ごわいストライカーがいた。新たな最終ラインでプレーすることは簡単ではないが、ヴァーグやミリー(ジェームズ・ミルナー)と一緒に良く機能していた。コスタス・ツィミカスも最高の試合をプレーした」

「コナテはよくやっていて、私は満足している。しかし、彼からはもっとたくさんのことを期待している。まだ若く、ここに慣れていかなければいけない。ここは特別なリーグだから、彼らみんなが我々のプレースタイルとリーグに適応しなければいけない」

 また、これから国内カップ戦も始まったりと過密日程を迎える中、クロップ監督はローテーションの採用に関しても言及した。

「もちろん、可能な限りのベストメンバーで戦いたいが、メンバーを変えなければいけないことは明らかだ。常にやって来たようにこれからもローテーションをするが、昨年を見ればわかるが、我々には最大で2人の使えるセンターバックしかいなくて、3人目は中盤の選手で、ローテーションできなかった」

「中盤には幸いにもそうできるだけの数がいるし、このポジションはチームのエンジンルームだから、そうする必要がある。前線に関しては、異なるオプションがある。どのような頻度でローテーションを行うかはまだ決めていない。しかし、必要に応じてやることになる」

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