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「おれのユニフォーム買ったらその場でサイン入れる!金も払う!」アタランタMFの太っ腹企画、該当者ゼロで終了

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MFマルテン・デ・ローン

 SNSを積極活用することで人気を博しているアタランタのオランダ代表MFマルテン・デ・ローンが太っ腹なサプライズ企画を実施したが、大失敗に終わった。

 30歳のオランダ人MFは、2015年にヘーレンフェーンからアタランタに加入。翌年にはミドルズブラに移籍するものの、シーズン終了後に再びアタランタに復帰し、その後は定着する。不遇のときを過ごしたが、アタランタ躍進とともにその実力は評価を高め、25歳でオランダ代表に初招集された。

 デ・ローンにはもうひとつ知られざる顔があり、それはセリエAでも指折りにSNSを駆使すること。試合が開催されるときには積極的に更新し、サポーターに愛される存在となった。

 そんなデ・ローンがファンも喜ぶサプライズ企画を開催。アタランタの公式ストアに潜み、自身のユニフォームを購入したファンに対し、デ・ローンがサインを入れ、さらに代金まで支払うという太っ腹なものだった。

 その様子は動画で撮影されており、自身のツイッター(@Dirono)で公開。最初は笑顔を見せていたが、コロナ禍の影響もあり、店内に客は見当たらない。椅子に座り、時計を確認するデ・ローン。商品のジグソーパズルを開けて、組み立てるデ・ローン。トランプを始めるデ・ローン。店内のモニターで自身が出た試合を観るデ・ローン。すると、ようやく肩を叩かれ、声を掛けられた。

 肩を叩いた相手は店員だった。「午後7時半だから店を閉めるよ。ごめんね」。デ・ローンは頭を掻きながら、店を去っていった。

 デ・ローンは「メッシだったらこんなことにならないんだろうね…」とつぶやいている。


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