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祖父チェーザレから60年、父パオロから13年…“3代目”マルディーニが初ゴール「父は厳しいですが…」

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父パオロとFWダニエル・マルディーニ

 ミランは25日のセリエA第6節・スペツィア戦を2-1で勝利した。FWダニエル・マルディーニはセリエA初先発で初ゴールを記録。祖父チェーザレ、父パオロ、そしてダニエルと3代続いてセリエAで活躍を続けている。

 途中出場で経験を積んでいたダニエルは、今節で初の先発メンバー入り。すると、後半3分に均衡を破る。DFピエール・カルルがクロスを上げると、ダニエルが強烈なヘディングシュートで合わせ、ゴールに突き刺した。

 ダニエルは待望のセリエA初ゴールを記録。データサイト『opta』によると、祖父チェーザレが最後にゴールを決めてから60年22日後、父パオロの最後の得点から13年179日後に“3代目”がゴールを決めたという。

 試合後、ダニエルは『DAZN』のインタビューに対し、「とても嬉しいです。こんなにも強く感動するとは。幸いにも勝ち点3を得ることができました。まだ気持ちの整理はついていないですね」と喜びを語っている。

「昨日、先発メンバー入りを聞かされて、セットプレーの形を見せてもらいました。緊張していたんですが、チームメイトが本当に助けてくれました。(ステファノ)ピオリ監督は、私を奮い立たせ、多くのアドバイスもくれます」

「父も同様にアドバイスをくれました。父は厳しいです。でも、父はまず父であり、そして誰よりも父でいてくれます」

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