バルセロナの選手たちはロナルド・クーマン監督のメディアを通じた発言に悩まされているようだ。『ESPN』が伝えている。

　リオネル・メッシ(パリSG)らを放出したバルセロナは非常に複雑なシーズンを送っており、次々と危機に見舞われている。 スペイン『アス』によると、直近で発生した問題は、アトレティコ・マドリードに2-0で敗れた試合後の記者会見で、クーマン監督が話した内容に選手たちが不満を抱いていることだという。

　アトレティコ戦後のインタビューで、指揮官はわずか19歳のMFニコ・ゴンサレスを名指しで非難した。「中盤ではマークする選手を追わなければならなかったが、ニコはトマ・レマルをフリーにした」などと発言。前半のみで交代させただけではなく、メディアを通して厳しい言葉を発したのだった。

　しかし、若手選手に対するこうした率直な発言はチームのベテランには受け入れられなかった。ロッカールームでは、若手選手はサポートするべきであり、ミスを公に指摘するべきではないという認識で、指揮官への不満が募っているようだ。クーマン監督が試合後のインタビューで若手選手が犯したミスを公に非難したのはこれが初めてではない。

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