beacon

激怒するペップに対しクロップの反応は…「私は見ていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユルゲン・クロップ監督とジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は激怒した。しかし、リバプールユルゲン・クロップ監督は当該場面を「見ていない」と主張した。英紙『ミラー』が伝えている。

 3日に行われたプレミア第7節で激突したリバプールとマンチェスター・C。互いに攻守の切り替えが早く、球際での激しい戦いが続く熱い一戦は、後半に入るとさらにヒートアップ。後半14分にFWサディオ・マネの得点でリバプールが先制も、同24分にFWフィル・フォーデンが返す。さらに同31分にFWモハメド・サラーが個人技から勝ち越しゴールを奪うが、同36分にMFケビン・デ・ブライネがミドルシュートを沈め、試合は2-2のドローに終わった。

 この試合でグアルディオラ監督が憤慨した場面がある。後半28分、左サイドで仕掛けたMFベルナルド・シウバの突破がDFジェームズ・ミルナーに阻まれ、ピッチ上に倒されてしまう。しかし、イエローカードが提示されないと、指揮官は怒りを露わにしていた。

 前半42分に警告を受けていたミルナーに対し、2枚目のイエローカードを提示すべきだったとグアルディオラ監督は主張。『スカイスポーツ』によると、「あれはイエローカードだ。明らかだよ。アンフィールドでもオールド・トラフォードでも同じことが起きる。我々があの状況になったら、そのまま退場させられるだろうね。誰が見ても分かる。間違いなく2枚目のイエローだった」。

 一方、「ペップはあの件について憤慨していたね」と語ったクロップ監督は「私は見ていない」と答え、「ミリー(ミルナーの愛称)は信じられないほどよくやっていた。彼らを相手に守るのは簡単ではないよ」と続けている。

●プレミアリーグ2021-22特集

TOP