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メッシの守備は「ディフェンダーにとって簡単になった」元仏代表DFが“変化”指摘

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ラ・リーガ時代のメッシとラミ

 パリSGFWリオネル・メッシの印象の変化について、リーグ・アンのトロワに所属する元フランス代表DFアディル・ラミが語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 今季パリSGに加わり、メッシは初めてフランスの舞台でプレーしている。ラ・リーガ時代にメッシと対戦したラミほど、パリSGの選手をよく知るリーグ・アンDFはいないだろう。ラミはスペインで12回もメッシと対戦し、1度も勝っていないという不名誉な記録を誇っている。

「確かに勝ったことはないが、引き分けたことはある(笑)彼からユニフォームを4、5枚もらったよ」と、ラミはリーグ・アンのウェブサイトに語った。

「彼は強すぎて、当時は気づくといつも僕の後ろにいた。オフサイドになったかと思うと、ハーフウェイラインにタッチするために戻ってきて、またそれを繰り返すんだ」

 しかし、現在のメッシは当時とは印象が違うという。「今の彼はよりパスを出すようになったから、待つことができる分、ディフェンダーにとっては簡単になった」と指摘した。

「彼はスラローム(くねくねと左右に曲がるように走ること)のような動きはあまりできないと思う」

 さらにラミは、メッシとFWキリアン・ムバッペのパートナーシップについても語った。

「僕はキリアン・ムバッペの大ファンだ。メッシは彼に多くのものを与えるだろう。だから彼がパリSGに残ったことを嬉しく思っている」

「正直なところ、ムバッペが自分の役割を理解すれば、パリSGは他チームを大いに苦しめることになるだろう」

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