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一気にスターダムへ…イングランド代表遅咲きデビューのグリーリッシュが初得点「そろそろかなと」

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FWジャック・グリーリッシュがイングランド代表初ゴール

 イングランド代表は9日のカタール・ワールドカップ欧州予選第7節でアンドラ代表に5-0の勝利。FWジャック・グリーリッシュは代表初ゴールとなる5点目を挙げた。

 前節のポーランド戦で引き分けたものの、予選6試合で5勝1分の首位に立っていたイングランド。アンドラ戦でも勢いは止まらず、前半に2得点を奪うと、後半14分にもFWタミー・エイブラハムが得点を挙げ、3-0と点差を広げる。同28分にはグリーリッシュが途中出場。すると、34分に敵陣PA内でファウルを受け、PKを奪取する。

 PKのキッカーはグリーリッシュではなくMFジェームズ・ウォード・プラウズが務め、しっかりと4点目を沈めた。自身初ゴールのチャンスは譲った形となったが、グリーリッシュは後半41分に自ら決定機を創出する。GKサム・ジョンストンのロングスローを受け、そのまま最前線を突破。シンプルなカウンターを冷静に決め切り、待望の代表初ゴールとなった。

 2020年9月に遅咲きの代表デビューを飾ったグリーリッシュ。今季からマンチェスター・シティの10番を背負う26歳は、代表16試合目にして初得点となった。試合後のインタビューでは「前から欲しかった得点だ。ずっと意識はしていたからね」と喜びを語る。「イングランドのために得点できて嬉しいよ。ずっと夢見ていたことだった」と目を細めた。

 さらに自身のツイッター(@JackGrealish)でも、改めて振り返る。「そろそろかなって思っていたんだ。イングランドで初ゴールを決められて本当に嬉しい」と喜びに浸っていた。

 英『BBC』では、ガレス・サウスゲート監督がグリーリッシュの得点を称賛。「キャップ数を積み重ねつつ無得点だと、いずれ問題になる可能性もあった」と初ゴールに安堵の様子を見せ、「サム・ジョンストンの素晴らしい機転だった。ジャックは1対1で常に相手の脅威になれる」と得点シーンを振り返った。

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