ベネチアは、元マンチェスター・ユナイテッドGKセルヒオ・ロメロの加入を発表した。

　昨シーズン終了後、契約満了に伴いマンチェスター・Uから退団したロメロ。6年間にわたるオールド・トラフォードでのキャリアに終止符を打った同選手だが、新シーズンが開幕して以降も無所属の状態が続いていた。

　そんな中で12日、セリエA昇格組のベネチアが元アルゼンチン代表GKと契約を結んだことを発表。公式ウェブサイトで「ベネチアFCは、34歳のアルゼンチン人GKセルヒオ・ロメロとフリートランスファーでサインしたと発表できることに満足している。ようこそ、セルヒオ」と伝えた。

　なお、マンチェスター・Uに加入する2015年夏までサンプドリアに在籍していたロメロにとって、6年ぶりのセリエA復帰に。デビュー戦は早ければ18日のフィオレンティーナ戦になる見込みだが、同選手は2020年8月のヨーロッパリーグ準々決勝コペンハーゲン戦以降、公式戦のピッチに立てていないため、新天地でいきなりデビューするかは不透明だ。

　今シーズン、20年ぶりにセリエA復帰を果たしたベネチアだが、現在7試合を終えて1勝2分4敗の17位と厳しい戦いを強いられている。

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