現役時代にアバディーンなどでプレーしたノエル・ウィーラン氏は、古橋亨梧の発言に苦言を呈した。

　今夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入して以降、公式戦8ゴールを挙げる活躍を見せる古橋。これを受け、先日にはプレミアリーグのサウサンプトンが獲得に興味を持つと報じられるなど、今後の去就に大きな注目が集まる可能性がある。

　当の同選手は、現在日本代表に召集される中で行われた会見で、セルティックでベストを尽くしたいと話しつつも、「結果を残せばステップアップにつながる」という主旨の発言を残しており、イギリス国内でも広く伝えられた様子。実際に、ヴィルヒル・ファン・ダイクなどセルティックからイングランドに渡った選手が数多くいるが、一部では好ましい発言として捉えられていないようだ。

　元アバディーンFWウィーラン氏は、イギリス『フットボール・インサイダー』で「彼は今、契約したクラブのことに集中すべきだ。プレミアリーグ行きなどに関する憶測について話すよりも、第一にセルティックでの仕事に専念すべきだ」と主張し、自身の考えを続けた。

「適切に仕事をやっていれば、おのずと憶測は飛んでくるだろうし、オファーも舞い込むだろう。クラブでの大きな仕事が待っている中でプレミアリーグについて話されるなんて、セルティックにとって一番耳にしたくはないことだ」

「私に言わせてみれば、少しばかり敬意を欠くものだと思う。プレミアリーグでプレーすることを目指すことに何の問題もないが、今彼はセルティックとだけ契約している。それに、パークヘッドにトロフィーを奪還するという大きなミッションの最中だ」

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