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ローマはユーベに惜敗…モウリーニョ監督「数字上は負け。敗北に勝ち点は無い。だが、勝利に値する」

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相手サポーターに“3冠”の3本指を示すモウリーニョ監督

 セリエAは17日に第8節を行った。ユベントスがホームでローマに1-0の勝利。ローマ指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督が試合を振り返っている。『スカイ』が伝えた。

 今夏にローマ指揮官となったモウリーニョ監督が、公式戦4連勝と調子を上げているユベントスに挑んだ。しかし、早い時間で失点。前半16分にDFマッティア・デ・シリオのクロスからFWモイーズ・キーンにシュートを決められ、先制点を奪われる。

 さらに、ローマは前半21分にアクシデント。MFニコロ・ザニオーロが左ひざを痛め、途中交代となった。しかし、前半終盤に決定機が到来。FWタミー・アブラハムが細かいステップで敵陣PA内に入り込むと、こぼれ球に反応したMFヘンリク・ムヒタリアンがファウルを受け、PKを獲得する。MFジョルダン・ベレトゥがPKを蹴るも、GKボイチェフ・スチェスニーに阻まれた。

 決定機を逃したローマは、後半も攻勢を強めるが、そのまま試合終了。モウリーニョ監督はユベントスの本拠地で悔しい敗戦となった。

 いくつもの不運な要素が絡まり、勝利できなかったローマ。指揮官は試合後、敗戦の弁を述べている。

「私が言いたいのは、素晴らしいローマを見たということ。ロッカールームでもそう伝えたんだ。もちろん敗戦のことを言っているんだが、ローマはすべての面で素晴らしかったとしか言いようがない」

「ユベントス側も称えていた。それがすべて公に語られることも願うよ。私のチームはそれに値するからね。今夜は私たちの方向性をはっきりと示す試合になった」

「敗北は敗北だ。数字の上で、私たちに勝ち点はない。しかし、勝利に値するチームが負けた」

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