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「人が倒れてる!試合を止めるんだ!」トッテナムDFが主審に声掛け…迅速対応に称賛の声

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主審に声を掛けるDFセルヒオ・レギロン

 プレミアリーグは17日に第8節を行った。ニューカッスルトッテナムの試合は、トッテナムが3-2で勝利。試合中にスタンド席の観客が倒れるアクシデントが起きた。英『メトロ』が伝えている。

 アクシデントは前半40分、トッテナムのセットプレーで起きた。FWソン・フンミンが右CKを蹴ろうとすると、敵陣PA内にいたDFセルヒオ・レギロンが主審のアンドレ・マリナーに声を掛ける。「レフェリー、あそこを見てほしい。プレーを続けることはできない。試合を止めるべきだ」。スタンドには人が倒れており、マリナー主審はすかさず試合を中断。ニューカッスルのクラブドクターであるポール・キャターソン氏がAEDを持参し、スタンドに走った。

 その後、一時的に試合は中断。再開可能が確認されると、プレー続行となった。倒れた当事者は、ニューカッスルのロイヤル・ヴィクトリア・インファーマリー病院で意識を取り戻しており、無事が確認されている。

 最初に気づき、主審に声をかけたレギロンは、その瞬間を振り返っている。

「誰かが倒れていて、胸部圧迫のマッサージをしているのが目に入ったんだ。とても緊張した。だから、レフェリーに声をかけたんだ。試合を止めてくれてよかったよ」

「もう彼は大丈夫なんだよね?それが何よりも重要だ」

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