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「今年のバロンドールを獲れる」ジダン氏、ベンゲル氏が推す選手は…

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 2020-21シーズン限りでレアル・マドリードの監督を退任したジネディーヌ・ジダン氏はFWカリム・ベンゼマが2021年のバロンドールにふさわしいと語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

 もしベンゼマが今季バロンドールを受賞したとしたら、その功績の多くはレアルでタッグを組んでいたジダン監督のおかげだろう。

 ジダンは1998年に自身が受賞したバロンドールを、ベンゼマも受賞することを期待している。

「カリムは素晴らしいフォームをしている。私は彼にバロンドールをあげたい。彼はそれに値する」とジダンは『テレフット』に語った。

「ベンゼマはバロンドールにふさわしい。彼は素晴らしい選手だ。私は彼を指導するという大変な名誉を得た」

「彼はフィールド上でなんでもできる。彼は誰よりも優れており、彼なら今年のバロンドールを獲れるんじゃないかと思っている」

 ベンゼマを高く評価しているのはジダンだけではない。元アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏も、ベンゼマが受賞に値すると考えているが、最終的に獲得できるかどうかは、他の要素も関わってくることを認めている。

 ベンゲル氏は「今年は完全な受賞候補はいない」とコメントしたうえで、「個人のパフォーマンスと一貫性という点では、ベンゼマが最高レベルにある。不確実なのは、優勝したかどうかの有無がどれだけ影響を与えるかだ」と言及した。

 さらに、フランス代表キャプテンのGKウーゴ・ロリスも、ベンゼマを絶賛。「ベンゼマは、フィールド上での行動やスタッツなど、模範となる行動をとっている」と述べ、「彼はすべての賞賛に値する」と評した。

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