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大宮DF河本裕之が今季限りで現役引退へ「J2残留のために持てる力を出し切って精一杯プレーし続けます」

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DF河本裕之が現役引退を表明

 大宮アルディージャは22日、DF河本裕之(36)が今季限りで現役を引退することを発表した。

 河本は滝川二高を卒業後、2004年にヴィッセル神戸でプロデビュー。12年には半年間のみ大宮にレンタル移籍をしていた。神戸復帰後、15年から大宮に完全移籍。その後は7シーズンにわたってプレーし、クラブ公式サイトによると、大宮ではクラブ歴代10位となるリーグ通算185試合に出場しているという。

 河本はクラブ公式サイトを通じ、「ヴィッセル神戸、大宮アルディージャで現役生活を過ごしましたが、このたび今シーズン限りで現役を引退することにしました」とコメント。「まずは残り8試合、大宮アルディージャのJ2残留のために持てる力を出し切って精一杯プレーし続けますので、最後まで熱い後押しをよろしくお願いいたします」と残り試合への意気込みを伝えた。

 また、大宮の佐野秀彦代表取締役社長もコメントしており、「正直、私自身としては、まだまだ出来る、引き続きピッチでの躍動を期待したいという気持ちでおりますが、河本選手から直接、『本当に熟考して決断しました』という言葉を聞き、申し出を受けることとしました」と経緯を語る。

 さらに、「河本選手がピッチ上でみせる熱い闘志を前面に出して戦う姿勢、寡黙で果敢なプレースタイルは、チームにとって必要不可欠であり、ファン・サポーターからも支持され最も愛されている選手の一人でもあります。河本選手の今シーズン限りでの現役引退という決断をクラブにかかわるスタッフ全員がしっかりと受け止め、みんなが『コウモのため』にという気持ちを持って、残り8試合全力で臨む覚悟です。引き続きの熱いご支援、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」とチームの奮起も伝えている。

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